Google Maps最適化(MEO)業者に近づくな!MEOスパムの手口を解説

MEO業者に近づくな

Google Maps最適化(MEO)をうたう業者への依頼は大きなリスクがあることを知って欲しい。
Googleマイビジネスからの情報登録次第で、あなたのビジネスがGoogle Maps上で存在しなくなる可能性がある。
具体的には、ビジネスの名称にセールスコピーを含めることは、Googleガイドライン違反にあたる。

MEOという造語について

SEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)というのは聞き慣れた言葉だが、MEO(Map Engine Optimization グーグルマップ最適化)というものがあるらしい。
SEO対策という名のもとにサイト内でガイドライン違反を繰り返えしていた昔と同様に、現在は、MEOとしてGoogle Maps内でローカルビジネス情報のガイドライン違反が目立つようになってきた。
当TeamSEEKのクライアント様のところにも、MEOを謳う業者からの営業電話が頻繁にかかってくるらしい。
オープンを控えた店舗オーナーのところには「3日間で10回は電話かかってきましたよ」とのこと。

JADE 辻氏が注意喚起

JADEは、辻氏と元Google社員の長山氏が立ち上げた会社だ。
そのJADEサイト内で、辻氏が注意喚起として、「Google Maps最適化(MEO)業者への依頼は大きなリスクがあります」という記事をポストした。

ビジネス名でのガイドライン違反

Googleでは、ビジネス名にセールスコピーを含めることはガイドライン違反になると明記されている。
ところが、ビジネス名にセールスコピーを入れると、そのクエリにヒットしやすいという現実もある。

例えば、

◯ 居酒屋チームシーク
✕ 居酒屋チームシーク【完全個室・宴会・飲み放題あり・駐車場あり】

などのように、ビジネス名にセールスコピーを入れるとガイドライン違反だ。
さらに悪質になると、セールスコピーとも関係なく、検索されやすいキーワードを入れる店まで現れた。
新元号の「令和」が発表されたと同時に、店名に「令和」の文字を入れた店が、レビュー内で叩かれた。

MEOスパム

Google Maps上の検索では、店名にキーワードを入れると効果的なのは確かだ。
もちろんそんなことはGoogle自身が一番わかっており、ガイドラインで禁止事項として掲載している。
さらにGoogleでは、ガイドライン違反情報の修正にも追われているようだ。
SEOスパムを頻繁に行うと、Google検索結果から削除されてしまう場合があるのと同じように、MEOスパムを行っているとGoogle Maps上で存在しないお店になってしまう可能性もある。
Googleマイビジネスからの、オーナー側の編集権限がなくなることもある。

業者依頼が危険な理由

オーナー自身がスパムを行っている場合、Googleから修正が入ったりすればあらためることもできる。
そうとは知らずに行っている場合もあるだろう。
ところが業者に依頼している場合は注意が必要だ。
業者の中には、スパム行為を自動化しているところもある。
Googleから修正が入っても、自動化によってすぐにもとのスパム情報に書き換えられてしまう。
実際に、こういったビジネス情報は、Google Mapsから消えてなくなっている。

情報の修正を提案

ガイドライン違反を見つけたら「情報の修正を提案」から修正を提案できる。
この提案は、ビジネスオーナーに届くのではなく、直接Googleに届き、必要な場合は即修正される。
提案した側には、修正されたことがアカウントメールに届く。
情報の修正を提案

通報

「情報の修正を提案」と「通報」はちがう。
あまりにも悪質な場合に限り「通報」という手段が用意されている(となかむらは理解している)。
修正提案によってGoogleの修正が入っても、自動化によってすぐにスパム情報に書き換わってしまう場合には、それは無限に続くイタチごっこになってしまう。
そういった場合は「通報」する為の窓口が用意されている。
もちろん、通報内容はGoogle側で確認され、適切な対応が入るのだろうが、Google Maps上から削除されるケースは多いようだ。
・Business Redressal Complaint Form

利害に関する問題

当然のことだが、Googleの「禁止および制限されているコンテンツ」の中で、口コミの操作も禁止されている。
Googleでは、それらを自動的に検出するシステムも稼働している。
利害に関する問題として以下の3点をあげている。

・自分の店やサービスのクチコミを投稿すること。
・現在または過去の職場に関するコンテンツを掲載すること。
・競合他社に関するコンテンツを投稿して評価を操作すること。

「マップユーザーの投稿コンテンツは、公正で偏見のないものである場合に価値を生みます。」

最後に・・・

知らずにやってしまっているスパムもあるというのはもちろんGoogleも了解済みなのだろう。
過度にスパム行為を繰り返さない限り、Google Maps上から情報を削除することはないようだ。
ところが、業者に依頼するなどの場合、スパムが自動化されている場合がある。
Googleから修正が入っても、すぐに元のスパム情報に戻ってしまう場合は、オーナーのアクセス権限を剥奪されたり、最悪の場合はGoogle Maps上からビジネスが消されてしまう。

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