WordPressコアにXMLサイトマップ機能を実装するプロジェクト始動

WordPressのコアは、デフォルトではXMLサイトマップを生成する機能は実装されていない。
今まではプラグインや独自のカスタマイズでそれを生成していたユーザーも多いだろう。
WordPressコアでXMLサイトマップを生成する機能を実装するためのプロジェクトが始動したとのこと。

WordPressにサイトマップ生成機能を実装予定

Webクローラーは、サイト内のリンクや他のサイトからのリンクをたどるが、そのサイト内のサイトマップを参照し、各ページを発見する。
WordPressのコアに、XMLサイトマップを生成する機能を実装する為のプロジェクトが始動した。
このプロジェクトには、SEOプラグインで有名なYastや、Googleチームなどが参加してるとのこと。

提案段階では、XMLサイトマップは次のコンテンツタイプがインデックス可能になるとのこと。

・ホームページ
・投稿ページ
・コア投稿タイプ（ページと投稿）
・カスタム投稿タイプ
・タグやカテゴリ
・カスタムタクソノミー
・ユーザーページ（著者ページ）

これだけの項目で実装されればほとんどのサイトでの運用に問題はないだろう。

ちなみに以下の項目については初期統合に含まれない機能のリストとなる。

・画像サイトマップ
・動画サイトマップ
・ニュースサイトマップ
・サイトマップから個々の投稿、またはページを除外するためのUIコントロールなどのユーザー向け変更
・XMLサイトマップのキャッシュ

上記リストでは、除外するためのUIは需要があるかもしれない。

最後に・・・

WordPressユーザーはこれまで、プラグインや独自のカスタマイズでXMLサイトマップを生成してた。
今後はその作業も必要なくなる。
サイトマップを生成するためだけに導入されていたプラグインは、ユーザーによって停止させられるかもしれない。
2重にサイトマップを生成させないことさえ気をつければ、WordPressユーザーにとって待ち遠しい機能であることは間違いない。