ショッピングサイトを作りたい! どれが良い?失敗しない為のECカートおすすめ4選

ショッピングサイトを作る

ネットでモノやサービスを販売する為には、カートシステムの利用が必須となる。
ただ、新しくサイトを立ち上げるのか、既存のブログやサイトにカート機能をつけるのかによって選択肢は変わる。
また、機能や月々のコストも様々だ。コスト0円のサービスも今や珍しくはない。
サイトをスタートしてから、そのシステムを変更するのは難しい。
ショッピングサイトをスタートするにあたって最適なカートシステムはどれなのか。
はじめから最適なサービスでスタートしていきたいというのはオーナーの当然の願いだ。

最適なカートシステムはどれ?

ショッピングサイトを始めようとしても、いったいどのサービスを選べば良いのかという問題が大きく横たわる。
また、どのサービスが適しているのかはそのオーナーによっても違う。

例えば、現在管理しているブログやサイトにショッピング機能をくっつけようとする場合と、新しくECサイトを立ち上げる場合では、その選択肢は変ってくる。
新しくサイトを立ち上げる場合でも、サーバーにインストールして使うオープンソースタイプと、ECサイトの機能をレンタルしてくれるASPタイプがある。
サーバーにインストールして使うタイプでの構築は、ASPサービス以上の知識が必要になる。
インストールタイプというと、日本では無料でダウンロードできるオープンソースのEC-CUBEが先行している。

WordPressプラグインならWooCommerce

すでにWordPressを利用していて、システム的な知識があるというのであればWelcartやWooCommerceというプラグインを利用する方法がある。
当サイトはWooCommerceプラグインを採用しており、別サイトではWelcartを使って構築している。どちらがお勧めかと聞かれたら日本向け対応が進んだ現在のWooCommerceと答えるだろう。Welcartは元々が日本開発だが、お気に入りのサイトに仕立てる為にはかなり苦労するかも知れない。
もちろんどちらも導入からサイトデザインにHtmlやCSS、さらにPHPの知識が必要となる。
初心者の方にはとてもお勧めできない。
[clink url="https://www.tmseek.jp/product-page-customize"]

無料でサクっとショッピングサイトなら「BASE」

初心者が手軽にネットショップオーナーになりたいということなら30秒で開業できる「BASE」は最適なサービスだ。
初期費用はもちろん、月々の固定費もゼロ円。つまり無料で始め、売上がなくてもランニングコストがかからない。
クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済など、決済方法もはじめから豊富にそろっているのでビジネスチャンスを逃さない。
運営側のキャッシュポイントは、売上に対するフィーになる。
また、集客手段として350万ダウンロードされているショッピングアプリBASEにも無料で出店できる。
ブログ機能もあるのでそこでの集客も可能だ。
30秒でネットショプが作れるという謳い文句もあるように、サクッとスタートできる点はオーナーにしたらありがたいのではないだろうか。
メールアドレス、パスワード、ショップURLの3項目だけでネットショップがスタートする。本当にこれで良いの?と不安になるほどだ。

主な機能
・ライブ配信で商品の販売や質疑応答
・セール価格の設定
・定期便の商品を作成、販売
・ショップレビュー表示
・商品検索窓をショップに設置
・ショップブログで集客
・メールマガジン配信
・HTMLでショップのデザインやレイアウトの変更
・クーポン発行
・デジタルコンテンツ販売
・独自ドメイン設定
など

あげたらキリがないほどの機能が無料で使える。
有料で使える機能もある。

有料機能
・売上の早期振込や定期的な振込申請(980円)
・BASEロゴの非表示(500円)
・不正決済の保証(980円から)
など

上記はそれぞれ有料の機能。

BASE
【サービス名】BASE
【コスト】初期費用、ランニングコストとも無料。
【特徴】面倒な手続きが一切なく誰でも簡単にネットショップが作れる。20万店舗以上が登録中。

 

BASEサイトへ行く

本格的なネットショップ構築なら「カラーミーショップ」

GMOパペポが運営する「カラーミーショップ」は、本格的にネットショップを始めたい個人事業主の方へのお勧めナンバーワンだ。
ただし、無料で提供されているショップテンプレートはどれもパッとしないものなのでHTMLやCSSでカスタマイズすることになるだろう。
もちろんWebデザイン会社に依頼することもできるが当然それなりのコストがかかってくる。
時間的、金銭的なコストを多少使ってでも、自分のネットショップを持って、本気でそれに取り組んでいきたいというのなら外せない選択肢だ。
当サイト「TeamSEEK」でも、カラーミーショップ関連の依頼案件がいくつかあった。

またカラーミーでは「どこでもカラーミー」というカートボタンをどこでも貼れる機能が無料で提供されている。
すでにWordPressなどのブログやサイトを運営している場合、カラーミーのカートボタンをそこに貼り付けることができる。

プランによって月額利用料金が変わってくる。
Eエコノミープラン、Rレギュラープラン、Lラージプラン。
エコノミープランは、これでもかというくらい機能が絞り込まれている。個人であっても通常はレギュラープランでスタートするべきだろう。
プランによる機能の違いについてはカラーミーサイトで確認して欲しい。

カラーミー
【サービス名】カラーミーショップ
【コスト】エコノミー900円、レギュラー3,240円、ラージ7,800円
【特徴】ショッピングサイトASPでは老舗。個人から企業までユーザーは広い。30日間のお試しプランあり。

 

カラーミーサイトへ行く

ネットショップASP老舗「おちゃのこネット」

カラーミーと同じネットショップの老舗と言えば「おちゃのこネット」も高機能なシステムを提供している。
おちゃのこネットは、月額540円でネットショップが始められ、初期費用、売上手数料は一切かからない。
パソコン版とスマートフォン版が別ディレクトリーになるところが管理の面で少しネックとなるかもしれない。
540円は共有ドメインの場合で、独自ドメインを利用するとなるとパソコン版で2160円(税込み)、スマホ版で1080円(税込み)となり、支払いはいずれも年払いとなる。

おちゃのこネット
【サービス名】おちゃのこネット
【コスト】共用ドメインの場合、パソコン版とスマホ版とそれぞれ540円(税込み)/月
【特徴】ショッピングサイトASPでは老舗。それだけに登録数は多く。商品登録数5,000点(オプションあり)

 

おちゃのこネットサイトへ行く

月200万円以上の売上なら「MakeShop」

先に取り上げたカラーミーショップと同じGMOが運営する「MakeShop」。
「月200万以上の売上なら」と見出しにしたのには理由がある。
MakeShopサイトでは「月100万以上なら・・・」とあるが、100万/月ならカラーミーでも可能だからだ。
ただ、カラーミーでラージプランを選択するなら、はじめからMakeShopにしておいた方が良いかも知れない。
MakeShop側のキャッシュポイントは月額コストであり、売上に対する手数料は0円というところ。つまりは、ランニングコストはかかるが、それ自体は固定経費で、売上から持っていかれる手数料はゼロ円だということ。さらにSEOの強化設定が可能。
BtoBの会員制や卸サイトの機能もついている。
コストに対する損益分岐点はサイト運営側の悩めるポイント。それを超える純利益をあげることができ、商品数500点以上であるのなら「MakeShop」は重要な選択肢となる。

Makeshop
【サービス名】MakeShop
【コスト】初期費用10,000円から。月額固定費7,000円
【特徴】販売手数料はゼロ円。そのため、大きく売上を見込めるのであればMakeShopは有利だ。サポート体制も充実している。

 

MakeShopサイトへ行く

一番のコストは人件費

ショッピングカートのシステムにかかるコストはとても大切な判断材料だ。
安ければ良しというわけではなく、月額費用が高くなるほど機能的に充実していく場合が多い。
どちらにしてもリアルの店舗家賃として考えたらべらぼうに安いと言える。

そして一番のコストは人件費だ。
お客様対応、商品ページの更新などシステムが行ってくれない。また、集客の為のコンテンツの作成などは、いつ誰がやるのかという問題もある。
そう考えると、システムが行ってくれるものは、システムにまかせてしまった方が良いとも考えられる。

モールに出店する

楽天などのモールに出店するという選択肢もある。最大のメリットはモールの集客力。
ただし、当サイトではあまりお勧めしていない。
集客はモールに頼れるが、出店料が高い。さらに販売手数料も痛い。型番商品などは差別化が難しく価格競争になりやすい。
さらに、お客様はショップのお客様というよりも、モールのお客様という意識が高いため、ファン作りに通常以上のコストがかかる。
じっくり検討したいのでしたらサイトから資料請求ができる。

【サービス名】楽天市場
【コスト】初期登録費用60,000円。月額固定費19,500円~。システム利用料2.0%~。モバイル対応サービスシステム利用料2.5%~。など。
【特徴】モールからの集客が可能。100万/月が最初の目標。

 

楽天市場サイトへ行く

最後に・・・

ショッピングサイトを始めるためには、ASPと言われるカートシステムをレンタルしてくれるサービスを利用した方が管理コストを抑えられる。
ただし、一度スタートするとなかなか乗り換えづらいものでもあるので慎重に選ぶ必要がある。
コストよりも、自社サイトに必要な機能で選択することをお勧めする。

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