静岡県「炭焼きレストランさわやか」のハンバーグは最高の味と食べごたえ

静岡県民には説明不要の炭焼きレストラン「さわやか」のハンバーグ。
中身が少しレアな状態が、肉本来の味わいを楽しめ、もっとも美味しくいただける。
牛肉はオーストラリア産の指定牧場で育った牛肉の指定部位のみを使ったもの。
ソースはオニオンとデミグラスの2種類から選べるが、ここは迷わずオニオンソースをオーダーがおすすめ。
昼時や夕方のピーク時は待ち時間を覚悟する必要があるが、それを差し引いても十分満足できる炭焼きハンバーグ。

炭焼きハンバーグ専門店さわやか

はじめてさわやかのハンバーグを食べたときの衝撃が今でも忘れられない。
「えっ！ハンバーグってこんなに柔らかくて美味しいものだったの？」
それまでなかむらは、母親がこねくり回した手作りハンバーグがそれだと思っていたからだ。

ピーク時はベンチシートで順番待ち

店内には座れる席があるにも関わらず、待合所(入口のベンチシート)で待たされた。
テーブル席で待たされる苦悩と、待合所で待たされるそれとを天秤にかけての店側の配慮とトラブル防止なのかもしれない。
どこで待たされようが、待つことには変わりないし、これが「さわやか」のやり方なので従うしかないし、もう慣れっこ。

中身が少し赤いハンバーグが美味しい

「中身が少し赤い方が美味しく召し上がれますが・・・」というオーダーの際の店員さんの決まり文句には、迷わず、
「はい」と答えましょう。
店内ではポスターやマットなどで「安心・安全へのこだわり」が提示されている。
牛肉をレア状態で提供するさわやかにとって「安心・安全」は企業にとっての命ともいうべきものなのだろう。

ランチョン紙マットの使いみち

オーダー後、しばらくすると店員さんが紙マットをテーブルに敷いてくれる。
「オーストラリア産の牛肉を自社工場で加工してます」という安心・安全をアピールされていたり、その絵柄は様々。
この後に運ばれてくるハンバーグの待ちタイムでは、このマットを眺めて期待値を最上級に持っていくことになる。
「早く来い！ハンバーグ！」

このマットは、テーブルで店員さんがハンバーグを仕上げ焼きする時のハネよけに使う。

おにぎりハンバーグとげんこつハンバーグ

「さわやか」といえば「おにぎりハンバーグ」と「げんこつハンバーグ」
程なくして運ばれてきたのはおにぎりハンバーグ。おにぎりハンバーグはげんこつハンバーグよりも一回り小さくなる。

「少し中身が赤い程度に焼き上げます」とテーブル席で俵型の丸いハンバーグを二つにカットして、カット面を鉄板の熱でギューと焼き上げる店員さん。
その音はまるで、イングヴェイマルムスティーンの曲と曲の間で弾かれる即興のギター。ディストーションに心地よくディレイがかかった早弾きのハーモニクスマイナーコード。
この際に、先ほど運ばれてきた紙マットの端を持ち上げて肉汁の跳ね返りを防ぐ。

ソースの追加は一つ50円と追加料金が必要。
げんこつハンバーグを割ったところ。中の赤みがさわやかの売りでもある。お肉の味がしっかり楽しめるハンバーグだ。

セットでついてくるサラダ。

サイドメニューのシーザーサラダとチョリソ。

やみつきになるハバネロソース

ハンバーグにぶっかけると刺激が加わってこれまた旨さが引き立つハバネロ。ハンバーグもさっぱりといただけるので忘れずにかけたい。
胡椒は付け合せの野菜にふりかけ、さらにハンバーグにも。

創業価格フェアが狙い目？！

さわやかでは「創業価格フェア」という創業時の価格でげんこつハンバーグとおにぎりハンバーグを提供してくれるイベントを頻繁に行う。
美味しさはいつもと変わらずなので、このフェアは狙い目だ。
ただし時間帯によっては混雑で待ち時間が出ることも覚悟となる。

さわやかメニュー

ランチの手作りハンバーグ

がっつりいくのは夕食で、ランチはそれなりにという時は手作りハンバーグがおすすめ。さわやか品質の旨さはこちらも健在。